
千葉、東京などで生息。
母が姉妹でやっていた喫茶店(珈琲が人気)の常連だったのが父、という馴れ初めにより、家族はもちろん親戚一同で珈琲好き。
子供の頃から、毎朝、豆を挽く音と珈琲の香りが目覚まし。法事で親戚一同集まればお茶より先に珈琲が出る。
・・・という環境にもかかわらず、何故か珈琲より紅茶が好き。親戚から「変わってる」と言われて育つ。
母たちの喫茶店は代替わりをしつつ今もそのまま営業している。言わば「元祖レトロカフェ」。
その影響か、チェーン店より地元に根付いたカフェに興味をそそられがち。(そして閉店閉業にも出会いがち。)
今は家の中で珈琲の香りをさせる人はいない。
介護で疲れた心を癒してくれたひと時に思いを馳せながら、喫茶店での思い出を紡いでいる。
kumao